40ftのブームの修理依頼を受けました。
当初は、シーブ交換、シート交換の予定でしたが、注意深く見るとバング金物のブーム取付部にクラックを発見しました。
工場に持ち帰り、状況を確認してから修理方法を検討することにしました。
外して見る前に視認できたのが、金物部分の内側からブームが盛り上がり、クラックがヨコとタテに入っているのが確認できました。
金物を外したら、とんでもない状況になっておりました。なんと塩の塊が出てくるので。原因は潮風が運んできていたのです。
内部に溜まって、これが電飾し、膨張していたことになります。もしかして、強い風の中ジャイブをしてしまったときに、あわや!なんてことになる前でよかったです。
修理は外側から補強パッチをあてて修理することに決定しました。
早速、修理開始です。
ブーム面を一度綺麗にしています。SUSの金物もピカピカに仕上げました。
仕上げが、補強パッチをあてて修理します。写真は修理中ですが、この後アルマイト処理をおこない、綺麗に仕上げをおこないました。
本日、取り付けに行っております。